住宅事業への参入やフォーセンスの導入を検討している工務店や周辺業種の方へ、アドバイスがあればお願いします。
(尚宏氏)フォーセンスのよいと思う点は6つあります。
1.お客さんの反応が変わる高いデザイン性 「デザイン住宅開発マニュアル」の導入研修で西山社長のデザインノウハウを教わって、その大胆さに驚きました。あがりがまちの処理にしても、窓枠のクロスの処理にしても、ふつうやらないことをあっさりやっていて、今まで自分は頭がカチカチだったなと反省させられました。現場では最初、大工からずいぶん反対を食らったのですが、「いいからマニュアルどおりにやってくれ」と説得してやらせたところ、仕上がりを見て大工も「すっきりしてるな。これはいい」と驚いていました。
2.ロイヤリティがなく仕様を自由に選べるシステム フランチャイズのように毎月固定のロイヤリティが発生しないのも、経営的に非常に助かります。フランチャイズに加盟すると決められた商品しか扱えなくなりますが、今は十年一昔どころか一年一昔の時代ですから、扱う商品があっと言う間に時代後れになることも考えられます。フォーセンスのシステムは自由度が高く、自分の判断一つで仕様を自由に変えらられます。このシステムなら、お客さんのニーズの変化にスピーディーに対応できます。
3.マニュアルが詳しい マニュアルに収まりの詳しい図面が載っているので、導入しやすいです。
4.フォローが万全 わからない点は電話すれば教えてもらえますし、参考になる資料をすぐに手配してくれます。「ここまでやってくれるんだ」という印象です。
5.販促ツールが充実している チラシやホームページに使える画像データが入ったCD-ROMや、販促に使えるDVDが提供されるので、導入してすぐ営業を始められました。
6.「高品位住宅」のブランド力 「高品位住宅」という名前やあのロゴは、質の高い住宅を求めるお客さんに、非常に受けがいいです。
フォーセンスから提供された画像も使いExcelで自作した総合パンフレット
フォーセンスの導入を検討している小規模工務店の方に、何かアドバイスがあればお願いします。
(尚宏氏)「フォーセンスに入ればすぐ受注が増えるだろう」みたいな、安易な考え方はしない方がいいと思います。立ち上げには、「時代の変化に取り残される前に会社を変える」という、強い意志が必要です。やると決めたら、たとえば「半年以内に必ず立ち上げる」と決めて、無我夢中でやってください。 とにかくお客さんの受けは、ガラッと変わると思います。頑張ってほしいです。
(たえこ氏)よそがやってからでは遅いですからね。今思えば2年間も導入を迷ったことに少し後悔しています(笑)。
最後に、今後の抱負をお聞かせください。
(尚宏氏)年10棟建てられるようになりたいという思いはありますが、そうなると人も増やさなければなりません。いい大工、いい監督しか使えませんから、思案のしごとろです。 今は棟数を増やすよりも、むしろデザインを究めたいと思っています。フォーセンスを越えるようなデザインの家を建ててみたいですね。
(写真右:フォーセンス経営支援室 五十嵐 賢一)
千葉県南房総市のエイトホーム 有限会社八幡工務店では、平成23年(2011年)にフォーセンスの「デザイン住宅開発マニュアル」を導入しました。取締役で設計・工事管理・トータルプロデュースを担当する山口 尚宏氏(写真左)と、営業・事務を担当する奥様のたえこ氏(写真右)に、フォーセンスのマニュアル導入の経緯と効果をうかがいました。